埋蔵文化財の調査が行われました
こんにちは、エスプリホームのわかきだです^^
台風14号が九州北部に接近中ということで影響がどれくらい出るのか心配ですね。
さて、先日ようやく解体の終わった現場で「埋蔵文化財の調査」が行われました。
写真は調査の様子。
埋蔵文化財の調査とは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、今回は簡単に説明してみたいと思います。
土地探しで不動産のポータルサイトなどで土地の情報を見ているときに時々「埋蔵文化財包蔵地 」「周知の埋蔵文化財包蔵地」などの記載を見たことはありませんか?
埋蔵文化財は文字の通り地中に埋まっている文化財、石器や土器だったり貝塚・古墳・住居跡などがあるかもしれない地域ということです。
北九州市はかなり広い範囲でこの地域に該当します。
試しにエスプリホームの周辺を調べてみたところ…
地図上でオレンジの斜線で囲まれた部分はすべて該当地域になります。
エスプリホーム自体は該当していませんが、該当地域がかなりあります。
ちなみに埋蔵文化財包蔵地マップはweb上に公開されていますので、誰でも確認することが出来ます。
では実際問題として購入を希望している土地が埋蔵文化財包蔵地だった場合に建築ができないかというとそういうわけではありません。
該当地域だった場合、北九州市の場合は文化企画課というところに届け出をして「埋蔵文化財(が埋まっていないか)の調査」をしてもらうことになります。
それが冒頭に出てきた調査の様子になります。
調査の際は地面の高さから40cm程度掘削を行い、文化財が埋まっていないかどうかを確認します。
その後埋まっていないことが確認されると工事着工の運びとなります。
これまで何度か該当地域での工事で調査を受けたことはありますが、今のところ文化財が出てきたことはなく工事を進められているのですが、文化財が出てきた場合には本発掘調査になってしまうため住宅の着工はかなり遅れてしまうかもしれません。
でも自分の土地から遺跡が出てきたらそれはそれでちょっとワクワクしてしまいますね^^