瑕疵保険について

こんにちは、エスプリホームのわかきだです^^
無事中間検査も完了し、1階の天井部分の作業が始まっています。
さて、先日は中間検査がどんなものかをざっくりご紹介したのですが、この時実は同時に瑕疵保険の「上部躯体検査」も行われています。
検査内容は中間検査と同様になりますが、ここでは「瑕疵保険」とはなんぞや?というあたりをご紹介したいと思っています。
そもそもこれから家を建てようと検討されている方の中でどれぐらい「瑕疵保険」の存在が認識されているのでしょうか?
わたしもこの仕事に就くまで、なじみのなかった存在です。
ウィキさんによると「瑕疵」とは、

『通常、一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと』

と書かれています。
住宅における「瑕疵」とは、重要な構造上の主要部分や雨水漏れ防止部分などに重大な欠陥があることを意味します。
住宅工事において、決してあってはいけないことですが、もし引き渡し後に上記のような瑕疵が見つかった場合に、その欠損を補修するためにかかった費用を保証してくれるのが「瑕疵保険」になります。

具体的に「瑕疵保険」どのようなものかというと下記のとおりです。

保証の対象:①柱・基礎などの構造耐力上主要な部分 ②外壁・屋根などの雨水の侵入を防止する部分

保険の検査:2回(基礎背筋検査・上部躯体検査)

保険の期間:お引渡しから10年間

支払限度額:最大2,000万円

ちなみに、この「瑕疵保険」は建築主様ではなく、建築業者が加入するものとなっています。
そのため、建物のお引き渡しの際に「瑕疵保険証券」をお渡ししています。(実際には証券の発行に1週間ほど必要なため、後日になります)
この「瑕疵保険証券」は、上記の通り10年間有効となっていますので、受領された証券は大切に保管されてください。
もし万が住宅業者が倒産や廃業をしてしまい、その後に瑕疵が見つかった場合にも10年にないなら瑕疵保険が保証をしてくれる形になります^^

火災保険などと同じで利用することがないに限るものではありますが、「転ばぬ先の杖」加入していれば安心ですね。
当然、エスプリホームでも加入しており、ご契約の際とお引き渡しの際に詳細のご説明をさせて頂いております。