登記ってなに?/プリ子家を建てる

プリ子: なんとなく登記が必要っていうのは知ってたけど、こんなにたくさんすることがあるのね
エースケ: うん、しかも土地を買った時に「所有権の移転登記」もあったしね…
プリ子: でもエースケさんの先輩が全部してくれるなら安心ね!!
エースケ: いや、柴さんがしてくれるのは「滅失登記」と「表題登記」だけだよ
プリ子: えっ?じゃぁ残りは…まさか自分たちで…
エースケ: いやいや、さすがに大変そうだったから残りの「保存登記」と「抵当権の設定」は柴さんの知り合いの司法書士さんを紹介してもらえることになったよ
プリ子: 司法書士?
エースケ: うん、僕も今回初めて知ったんだけどおおまかに言って土地や建物に関わる部分が「土地家屋調査士」の主な仕事で、そこから先は「司法書士」が受け持つことが多いみたいだよ
プリ子: へぇ…扱える分野が違うのね
エースケ: 登記の順番的に建物の登記が先だから、まずは土地家屋調査士に相談するのがいいみたいだよ、僕は今回たまたま知り合いにいたからラッキーだったね
プリ子: そうじゃない場合は自分で探すの?
エースケ: だいたい住宅メーカーや工務店さん、不動産屋さんなんかが紹介してくれることが多いみたいだよ
プリ子: 確かに、所有権移転の時は不動産やさんの紹介だったね、そういえばスタッフさんからも紹介できますよって言われた気が
エースケ: そうそう、あっ土地の登記に必要な書類を工務店さんから借りたいって柴さんが言ってたから後でlineしておかないと
僕らは僕らで住民票を用意しないといけないみたいだよ、ついでに新しい住所に変更しておいた方がいいって

プリ子: そうなの?えっでもまだちょっと先だよね?
エースケ: うん、なんかね、所有権の保存登記後に新しい住所に変わると「住所変更の登記」が必要になっちゃうんだって
プリ子: もったいない!!
エースケ: うん、だからちょっと早いけど、どうせ住民票取りに役所に行くならその時相談して新しい住所に変更してから住民票取った方がいいんだって
プリ子: じゃぁそうしよう!!いつまでに行けばいいのかな
エースケ: その辺は柴さんが工務店さんと話してみるって言ってたけど、引渡しの時期は分かってるから多分その前には必要だよね
銀行の住宅ローンの実行時までに表題登記まではしておかないっとって事みたいだよ、あとは実行の日に銀行で司法書士さんが来てくれて保存登記と抵当権の設定登記にいってくれるみたい
あっあと印鑑証明がいるって言ってた!!これも取っておかないと

プリ子: えーもうっ他に忘れてるものないよね?
エースケ: …もう一度確認しておきます…あっちなみに費用は後で見積が来るらしいけど、一式まとめて25万前後ってことなのでそれも用意お願いします
プリ子: …了解

 

状況整理:登記って何?

家を建てるまでに行う登記
①建物滅失登記…中古屋付や建替えの場合は古い建物の登記を消す※更地に建築する際には不要
②建物表題登記…新しい建物を登記する 建築後1か月以内に行う
③所有権保存登記…建物の所有者を登記する
④抵当権設定登記…住宅ローン等を使用する場合に土地や建物に担保権を設定すること

抵当権設定登記以外は自分でやることも可能だが、一般的には①・②を「土地家屋調査士」③・④を司法書士が担当する
①~④までの登記に必要な費用は、印紙代含み25万前後※家の大きさなどにもよる

登記の際に必要なもの
・建築に関する資料は工務店などに頼んで用意してもらおう
・住民票 ※取得の際、新住所に変更しておけば、その後の住所変更登記が省ける
・印鑑証明
・身分証明証の写し

費用の相場は25万程度(印紙代・登録免許税含む)

 

次回予告
無事、建物の表題登記を終えたプリ子さんたち。
次回はいよいよ住宅ローン実行…!!!

次回更新日:9月7日(金)

 

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