プリ子： この買付証明書っていうのは…
スタッフ： まず、気に入った土地が見つかった場合は出来るだけ早く土地を購入する意思があることを示し、その土地をキープする必要があります
プリ子： 出来るだけ早くですか
スタッフ： はい、いいなと思った土地があっても、本当にその土地に自分たちの希望の家が建てられるのかを検討する時間が必要になってくると思います
ただ条件のよい土地はすぐに他の買い手がついてしまうので「買付証明書」を提出して、土地を購入する意思があることを表明して一時的に土地をキープしてもらいます
フジタカ： 同時に、希望する土地が相場より高いと感じた場合には、こちらの購入希望金額や購入に関する条件を提示して、売主側に検討してもらうことができます
エースケ： 売買契約とはどう違うんですか？
フジタカ： 買付証明書はあくまでも、買主側の意思表示にすぎないので、売主から売却の承諾が下りた場合にも、買主の都合で自由にキャンセルすることが出来ます
また売り主側の条件と合わない場合には売却の承諾が下りない場合もあります
キャンセルすることに対するペナルティは特にありませんが、売主は契約を承諾した時点で他のオファーを断る形になるので早めの意思表示は必要ですが、買う意思が確定してからの提出をお勧めします
エースケ： なるほど
スタッフ： 土地をキープしてもらっている間に、その土地の形状に合わせた家の配置と室内の間取りなどのプランを作成します
同時に住宅ローンの事前審査がまだの場合には事前審査を受けて頂きます、事前審査では金利の優遇幅や借入可能額が決まります
事前審査については改めてお話ししますね
プリ子： はい
スタッフ： 買付証明書には主に下記のような項目を記入します
・物件の所在地、面積など
・購入希望価格
・引渡しの希望の期日
・支払方法（現金or住宅ローン）
・手付金の有無
・買主情報（氏名・住所・連絡先）
こちらは、不動産業者で用意されている場合もありますし、用意がない場合には自由な形式でもかまいません
プリ子： 実印は必要ですか？
スタッフ： 契約時には実印が必要になりますが、この時点では認印でかまいません
プリ子： あっ！！じゃぁ今日持ってます！！
スタッフ： では、不動産業者の方に連絡を取って、さっそく買付証明書を提出する準備をしましょう
プリ子： はい、お願いします

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